静かな絶望と苦しみの果てに

機能不全家庭に育つ。子供の頃は怯え、大人になった今は虚無感・空虚感・ 世間とのズレに苦しむ、そんな日々を綴る。

無気力

私が小学5年の時、算数が出来ない事が発覚した。父に叱責され、猛特訓が始まった。
小5で「割合」の計算が出てきて、元々苦手だった算数が更に分からなくなったのである。

運動もそうだが勉強の成績もぱっとしない。それでも今までそれなりにやってきた。しかし「割合」で決定的に躓いてしまい、いよいよどうにもならなくなったのである。

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屈辱

父も母も教育熱心で躾にも熱心だったが、その事が私を追い込んでいた。小学3年生の時からストレスで爪を噛むようになったが、その癖はなかなか治らなかった。

確か小学4年生の時、漢字が書けない事で父に激怒された。
何かのきっかけで郵便局の「郵」の字が書けない事が発覚したのだ。
茶の間には家族全員がいたが、弟2人の前で屈辱的な公開処刑となった。

ただ漢字が書けないだけで弟2人の前で辱められ、罵倒されるのである。
これには耐え難いものがあった。しかしその直後、事態は更に酷い展開をむかえるのである。

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